1.御祭神(神様)について
男女神社の神様は、日本最古の書物、古事記・日本書紀に記された神様です。
①男女大明神
- 古 事 記:伊耶那岐命 伊耶那美命(イザナギノミコト イザナミノミコト)
- 日本書紀:伊奘諾尊 伊奘冉尊 (イザナギノミコト イザナミノミコト)
男と女の神様が祀られているので、男女神社と名前が付いたと言われています。
②住吉大明神
- 古 事 記:底筒之男神 中筒之男神 上筒之男神(ソコ・ナカ・ウワ・ツツノヲノミコト)
- 日本書紀:底筒男命 中筒男命 表筒男命 (ソコ・ナカ・ウワ・ツツノヲノミコト)
2.御神徳(ご利益)について「古事記・日本書紀」
○縁結び 子宝 安産 夫婦家庭円満 家内安全 子育て 森羅万象の神様
①男女大明神
- 古 事 記:伊耶那岐命 伊耶那美命(イザナギノミコト イザナミノミコト)
- 日本書紀:伊奘諾尊 伊奘冉尊 (イザナギノミコト イザナミノミコト)
日本神話の「古事記・日本書紀」では、伊耶那岐命様と伊耶那美命様が「この国を造り固め修めよ」と天の神様のご命令を受けられ、神様の中で初めてご結婚をなされ、日本の国土から、海・水・山・土・木・石・野・火・風の神様など、沢山の神様をお産みになられ、万物や森羅万象の元をお造りになられました。
全ての物質はあらゆる元素の結合で形成されるように、全ての始まりは、「結び」によって形成なされていく事が、宇宙の摂理と思われます。
○国造り 発展 達成(政治・事業・大願成就・受験合格)の神様
伊耶那岐命様と伊耶那美命様は、伊勢神宮にお祀りされている天照大御神様や、八百萬(やおよろず)の神様(沢山の神様の意味)の父・母にあたる神様であられ、天照大御神様を跡継ぎとなされ、日の本の国造りをお任せになられました。
○生命(子宝・病気平癒)の神様
伊耶那岐命様と伊耶那美命様は、あの世とこの世の境で、人間の生命に関する取決めをなされました。
○厄除け(厄年・開運)の神様
伊耶那岐命様は、あの世の国の醜女(しこめ)の軍勢に追われた時、桃の実を3個投げられ、醜女は退散、その後、「千引きの石」で、あの世とこの世を塞がれました。
○清め・癒し(改善・修行)の神
伊耶那岐命様は、あの世の国で大変なご神業をなされた後、禊(みそぎ)をされ、心身をお清めになられました。
その時伊耶那岐命様からお生まれになられたのが、住吉大明神で、男女神社では、伊耶那岐命様・伊耶那美命様のお隣にお祀りされています。
3.その他、お祀りされている神様について
○英彦山権現の大神:正勝吾勝勝速日天忍穂耳命
天照大御神の子供様にあたる神様とされています。
○鞘の神:(サヤノカミ)
疫病や災厄を防ぐ神としても知られていますが、男女神社では、子宝の神としてお祀りしています。
○八幡の神:(ハチマンノカミ)
以前は、男女神社南東の野田山にお祀りされていました。
創建は不明ですが、約800年前(鎌倉時代)と推定され、正空上人(しょうくうしょうにん)が男女神社南東約1キロのところに光明寺を建立し、光明寺の座主(最高位の和尚)が代々男女神社の神座を勤めていた事が、古い文献に記されています。
当時は東に講堂棟、西の谷に楼門(神社の門)があって、男女神社は大社であり、近くには、竪馬場・横馬場の地名が現在も残っており、当時の盛大さが伺えます。
元亀元年(1570)今山の戦い(龍造寺氏と大友氏の戦い)に於いて、建物・宝物・古文書等は全て焼失しました。(今山の戦いは歴史で詳しく説明しています)
承応3年(1654)佐賀初代藩主鍋島勝茂公・小城藩祖鍋島元茂公の出資で再建されました。
大正15年(1929)、陸軍特別大演習の御前講和(皇室に行う講和)で、今山の戦いの講和(県立図書館所蔵)が行われ、昭和6年(1931)陸軍大学特別演習に於いて、秩父宮雍人親王殿下が、今山の戦いのご研究の為男女神社に来られ、小円古墳の上に記念碑が立てられています。
地元では、秩父宮雍人親王殿下は、馬に乗られて髭を生やされていて「男女神社は何処だ?」と尋ねられられた話や、丁度田んぼの草取りをしていた時にお通りになられ、「お通りになられると知っていたら、草を道に上げたりしなかったのに、すみませんでした。」と、秩父宮様に話しかけられた話も残っています。
1.お祭について
一般の方も参加自由です。祭り5分前には拝殿に入られお座り下さい。
- 1月1日 0時 新年祭
- 新年を迎えた感謝と今年一年の安全を祈念するみ祭り
- 1月1日 6時 歳旦祭
- 新年を迎えた感謝と今年一年の安全を祈念するみ祭り
奉納演奏はありません(31年元日) 【過去の奉納演奏動画】 - 2月3日 6時 節分祭
- 一年の節目のみ祭り
昨年のお守りをお焚き上げします - 2月27日 11時 祈年祭
- 今年一年の健康と、五穀豊穣を祈念するみ祭り
- 4月27日 11時 例 祭
- 神様のご神徳を称え、感謝するみ祭り
肥前神楽の奉納があります
奉納演奏等がある場合があります - 11月3日 11時 新嘗祭
- 今年一年の健康と、五穀豊穣を感謝するみ祭り
肥前神楽の奉納があります
奉納演奏等がある場合があります - 毎月1日 7時 月並祭
- 月初めの感謝のみ祭り
- 毎月15日 7時 月並祭
- 月半ばの感謝のみ祭り
男女神社のご縁日は毎月27日です - 毎 日 7時 日供祭
- 毎日の感謝のみ祭り
参拝名簿のお礼や願い事を神様にお伝えします
掲示された赤ちゃんのお写真をお祓いします
2.奉納演奏(動画)ついて
お祭りやお正月に奉納演奏を行っています。鑑賞においで下さい。
過去の奉納演奏(動画)
3.お正月について
男女神社のお正月は、毎年沢山のお参りの方で賑わっています。
年の初めに、縁起が良い事を色々用意しています。
是非、ご家族様やお友達で、集ってお参り下さいね。
①新年のお祓い(参加自由:無料)
深夜0時と、早朝6時のお祭に、お祓いを行います。
お祓いを受け、一年の健康や無事を願いましょう。
開始時間の5分前には中へ上がられ、前列から詰めてお座り下さい。
時間に遅れた方も、静かに中へ上がられ、空いた席にお座り下さい。
玉串のお供えがあります。作法は周りの方を参考にされて下さい。
②初日を拝す(7時20分頃)
神社は山の中腹にあり、天気が良ければ、驚く程美しい初日が拝せます。
初日を拝し、新年の抱負(目標)を決意しましょう。
元日に天気や都合が悪い場合は、2日や3日にされるといいでしょう。
③焚火(たきび)
男女神社の御神木を剪定した木を、薪(まき)に使用しています。
御神木の炎で、心身を清めてもらいましょう。
④ぜんざい(2000食限定:無料。済み次第、焼き餅へ変更)
1月1日 6:30〜17:00
1月2日 9:00〜16:00
1月3日 9:00〜15:00
日本古来のお正月を味わって下さい。そして家庭でも伝えて下さい。
餅米は近所の農家から頂いたものです。
自家製で、家庭の懐かしい味がします。
⑤みかん餅(1000個限定:無料)
神社周辺で採れるみかんを使用して、みかん餅を作っています。
ここでしか食べられないオリジナルです。
是非ともご賞味下さい。
⑥クリスタルボウル奉納演奏(演奏者:丸田ルミ子)
お正月の奉納行事は、今の所予定しておりません。
4.イベントついて
今山の合戦・地域芸能祭(男女神社 境内にて)
令和元年9月14日(土) 参加無料
地元の小中学生が、今山の合戦の劇を行います。ぜひお出で下さい
美しい夜景見ながら、佐賀の歴史に親しんで下さい。
その他、地域の芸能もあり。
近日中に過去の動画を掲載致します。
川上小学校の生徒さんであれば、劇の参加が出来ます。
興味のある方は、ご連絡下さい。
0952-62-1951
過去のイベント(動画)
- H30. 9.15
- 今山の合戦・伝統芸能祭(男女神社於て)
- H30.12.23
- 川上校区ふれあい祭(勤労者体育センター於て)
- 今山の合戦劇(地元小中学生による劇)
- H29. 5.31
- 男女神社野外コンサート
神社に有難う(歌:ヒサキョン)「作詞作曲:マウンテンマウス」
千年の悠久(歌:ヒサキョン)「作詞作曲:男女神社神主」 - H29.6.24
- クリスタルボウルの瞑想会が神社の建物内で行われました。
演奏者は丸田ルミ子さんです。
定期的にありますので、希望の方はご参加下さい。